コロナ禍で退職を考える保育士たち。その理由は
保育士として働く皆さんこんにちは。
コロナ禍で大変な中、保育士としてのお仕事お疲れ様です。
今回のブログでは、保育士のコロナ退職についてお伝えします。
コロナ禍で退職したいと思ってしまう原因はなんなのか。
コロナ禍での業務で大変だと思うことって?ということについてご紹介していきますので、よかったら最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
コロナ禍で保育士を退職したい理由①自身が感染するのが怖い
誰しもが思うことだともいます。
できればコロナウイルスに感染したくありませんよね。
保育士である以上、保育園が登園を許可したら出勤しなくてはなりませんし、万が一自身がコロナに感染してしまったら保護者や子どもたち、職場の同僚に申し訳ない‥
自分の家族にも移してしまったら?と不安があると思います。
中には休園しているにも関わらず職員を出勤させる園も。
退職してしまいたいと思うのは当然だと思います。
香川県の20代の女性保育士も「仕事は好きで誇りに思っているが、身近で感染者が出るなどのきっかけがあれば辞める」と話す。一日中せきをしている園児や、発熱後に病院に行かず登園してきた園児がいた。「うつされたら困る」と同居する家族が話しているのを漏れ聞き、「私だってうつしたくない。もう辞めてしまいたい」と思わず泣いてしまった。
コロナ禍で保育士を退職したい理由②自分のクラスからコロナ感染者を出してしまったら…という不安
こちらも責任感のある保育士さんなら悩むことかと思います。
上記の理由もありますが、消毒や手洗いを徹底していても、コロナにかかる時はかかってしまいますよね。
まだ免疫が少ない子どもが多いので仕方のないことだと思います。
そんなコロナ感染の重圧やプレッシャーに耐えきれず、こんなことならもう退職したい…という保育士もいらっしゃいます。
コロナ禍で保育士を退職したい理由③退職を迫られた
次に紹介するのは保育園側から退職を迫られたというパターン。
保育士として働いていて、コロナ感染症対策のために事業者に対策案を提案したところ「異動か退職か」を迫られたり、コロナ禍で保育園を利用する園児が減ったことによって人員カットとして退職を迫られるというのだ。
これには事業者側にがっかり。というか不当な退職勧告であるとして、保育士を支援する労働組合「介護・保育ユニオン」は園の運営会社に団体交渉を申し入れた。
会社側が回答を先延ばしにする姿勢を示したため、この保育士は無期限ストライキに踏み切ったとのことです。
「コロナで仕事も、住む家も失った」
保育士の水月晴子さん(仮名、30代)は、これから保育士としてまた働いていけるのかと、途方に暮れている。保育士歴が約10年の晴子さん。最初に就職した先は、低賃金、長時間労働などが横行する保育園で、やむなく退職。
一人暮らしする都内のマンションから通える範囲で保育園を探して、3年ほど前から別の保育園運営会社に正社員として入社して働いてきたが、詳しくは後述するように、またもやブラック保育園だった。そして、新型コロナウイルスの渦中で、退職を迫られたのだった。
保育士を支援する労働組合「介護・保育ユニオン」などによると、政府の緊急事態宣言後、利用する園児が通常の十人ほどから一、二人に減ったが、正社員の保育士を全員出勤させた。職場に窓はなく換気が悪かったという。園長の居眠りや園児がけがした場合の状況確認不足なども訴えた。
その後、二人が園に感染防止対策の改善を求めると、五月十八日になって突然別の園への異動を命じられた。二人のうち一人は採用面接時に異動はないと説明されていたとして難色を示すと、園長に「異動を受け入れるか、自己退職するか」と迫られたという。
コロナ禍で保育士を退職したい理由④休業補償がない
また同じくコロナ禍を理由に事業者から”お給料4割カット”や休業補償がないなどとして多くの保育士が退職しているのも現実です。
保育園など保育施設の事業者は公費と保護者が支払っている保育料が財源となった委託費を支給されており、こちらはコロナによって保育園が休園しようとも支給される額に変わりはありません。
ですので休業補償がない、お給料カットのていで本来なら支払われる人件費は事業者によって着服されているということとなり、上記でも紹介した「介護・保育ユニオン」が内閣に支払い要請を事業者にするよう求めています。
休みたくて休んでいるわけではないのに休業補償がないというのはおかしな話ですよね。
このような保育園や保育施設で働いている方は転職を視野にいれてみてもいいかもしれません。
6月末、東京都内でY社が運営する認可保育園で5人の保育士が退職した。そのうちの一人、薗部京子さん(仮名・30代)は、コロナ禍の中で自宅待機を命じられ、正社員だったが5月の出勤日がゼロで無給になった。住民税や社会保険料の自己負担分で、マイナス3万6370円の給与明細を手にしたショックは大きかった。
会社の言い分は、「出勤した者との公平性を図るため、休業補償は一切しない」というもの。6月の給与は、会社側が「社長のご厚意で」といって無断で年次有給休暇を使った。
コロナ禍で退職を考える保育士とその理由まとめ
いかがでしたか?
今回はコロナ禍における保育士の退職したい理由についてご紹介してみました。
皆さんが働く保育園ではこのようなことはありませんか?
園がしっかり感染職対策をしてくれない、クラスでコロナ感染者が出た場合責任を押し付けるなどするような場合には、すぐにでも退職して転職を考えてみてもいいかもしれません。
こちらの保育のすすめはメールや電話でも転職相談や転職サポートをしてくれるサービスもありますので、ぜひ保育士を退職し転職をお考えでしたら利用してみてくださいね。
それでは!