保育士とコロナウイルスについてのブログ

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保育士に新型コロナ慰労金を支給する自治体も!ーー愛知県や山形県、東京都練馬区

保育士として働く皆さんこんにちは!

昨今ではコロナウイルス感染拡大により、保育士の皆さんも心配だったり不安だったりな生活を過ごされていることと思います。

 

仕事には行かないといけないけど不安。

子どもたちにコロナを移してしまうのも子供たちから移されるも怖い。

でも働かないと生活が

 

そんな中、コロナ禍で働く保育士に慰労金を!という自治体が出てきました。

今回はコロナと保育士、慰労金についての内容をご紹介したいと思います。

 

 

政府の福祉分野職員へのコロナ給付金「緊急包括支援交付金」、保育士は対象外

保育士、コロナと給付金



政府が5月に支給を発表した新型コロナに関する「緊急包括支援交付金」。

こちらは福祉分野で働く職員全員、1人あたり5万円の慰労金を支給すると発表しました。

更に施設で新型コロナが発生していればなんと20万円に増額するとのこと。

 

ですが、「福祉分野で働く職員全員を対象」としているはずが、よくよく確認したところ実際の対象は特別養護老人ホームや障害者施設、救護施設など高齢や障害分野に限定されているとのことなんです。

児童養護施設乳児院、母子生活支援施設、保育所など子ども分野の施設については慰労金は対象外。

理由としては子どもや乳児は高齢者と比較すると重症化リスクが低いからとのこと。

 

保育士はリモートワークも叶いませんし、福祉分野とするならば子どもの感染対策に尽力している保育士にも慰労金があってもいいと思いませんか?

 

 

保育士に新型コロナ慰労金を支給する自治体も!ーー愛知県や山形県、東京都練馬区

保育士とコロナ給付金について



先程紹介した政府の慰労金以外でも、福祉に携わる職員に慰労金や給付金を支給しよう!という動きのある地方自治体も。

例えば愛知県である。

愛知県は独自に「民間児童福祉施設職員応援金」を創設。

こちらはなんと愛知県内の児童養護施設乳児院保育所、婦人保護施設など1500カ所以上を対象に、1施設10万円を交付する、というもの。

 

政府が発表した「緊急包括支援交付金」は職員1人につき5万円でしたので、1施設10万円交付する愛知県の「民間児童福祉施設職員応援金」では金額の大小はありますが、働く保育士にとっては嬉しいですよね。

こちらの「民間児童福祉施設職員応援金」の目的については、「保育施設で働く職員の苦労を報いて、モチベーションを維持するため」と説明。

もちろんこのコロナ禍において旅行や飲み会、宴会は禁止とされていますので、慰労金としての職員への支払いを想定したものだそうです。

コロナ禍で現場が担う感染防止の対策に少しでも慰労金の支給があると励みになりますよね。

保育施設の規模にももちろんよりますが、職員に分配されれば少ないかもしれませんがいいランチを食べるくらいにはなりそうですよね。

 

また愛知県内で児童養護施設特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人和敬会の太田一平理事長は「政府による慰労金の対象から外された児童福祉関係者の落胆は大きかった。金額の問題ではなく、自治体が子ども分野の現場に目を向けてくれたことがありがたい」と評価しているようです。

同じく 「全国の児童養護施設クラスターが発生していないのは職員の努力の結果だ。新型コロナ第2波の足音が聞こえる中、自治体独自の慰労金がほかの地域でも広がれば」と話しています。

 

こちらの愛知県が実施する「民間児童福祉施設職員応援金」の支給時期に関しては「シンプルな申請方法にすることで、8月中に支給できれば」と話しています。

 

 

 

 

更に子ども分野を対象とした福祉施設への慰労金山形県でも。

山形県は子ども分野の施設職員を対象に1人当たり5万円の慰労金を支給する。

こちらは先程の愛知県の「民間児童福祉施設職員応援金」の1施設あたり10万円ではなく、保育施設や児童養護施設で働く職員1人につき5万円の支給。

ちなみに山形県内の保育所など約350カ所、児童養護施設5カ所、乳児院1カ所を含む計約900カ所で働く約13000人が対象となり、常勤・非常勤は問わず、調理員や事務員も対象になる見通しで、政府の慰労金で対象外となった部分を補完する位置付けとなっているそうです。

 

 

さらに同様に茨城県ひたちなか市認可保育所学童保育の職員に3万円を支給する方針を発表。

また岡山県倉敷市は、市内の保育士を対象に1人最大5万円の慰労金を独自に給付する。

担当者は「感染リスクがゼロではない中、子供の居場所を確保してもらった」と話しているそう。

 

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一方、新型コロナの影響や感染人数が最も多い東京都でも同じような取り組みが。

東京都練馬区では、高齢・障害・保育分野の福祉施設・事業所で働く職員を対象に慰労金を支給されることとなりました。

1600施設で働く約24200人の保育士や職員を対象に、1人当たり2万円の支給を想定しています。

更に現場の実情に応じて、職員ごとに支給金額を変えることも可能だという。

 

ちなみにエッセンシャルワーカーに対する同様の給付金制度はほかの上記で紹介したような自治体にもありますが、練馬区によると保育所や幼稚園といった子どもを預かる従事者への支給は東京23区で初めてとのことです。

 

 

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現在、東京都ではまだ慰労金の支給が実施されると発表されているのは練馬区だけですが、このような取り組みが他の市区町村でも実施されることを祈るばかりです。

現場で働く保育士になにか励みになればいいなと思います。

 

 

保育士に新型コロナ慰労金を支給を決定した自治体についてご紹介しました

保育士とコロナと給付金



いかがでしたでしょうか?

今回は新型コロナ慰労金を保育士や保育施設に支給すると決定した自治体についてご紹介しました。

あなたが働く地区町村はありましたか?

この中でも現在実際に支給されている地方自治体は少ないと思いますが、これから順次手続きが完了し次第支給されていくと想定します。

 

コロナ禍でも子どもたち・職員全体の感染予防に努めながら現場で働く保育士の方が、慰労金によって少しでも満たされる、励まされたらいいなと思います。

それでは!

 

 

 

 

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